「大喜利ミーツ僕」 vol.3 ~原体験~
まだまだアメーバピグの話である。
ピグで一緒に遊んでいた人でも、今はどうしているか分からない人がほとんどだ。
ピグザイルさんもその一人。
田代まさしの顔面に紫色の耳がついた帽子がトレードマークだった。
ピグザイルさんは大喜利のお題を出す人=司会者で、回答側に回ることはなかった。
大喜利を始めたての頃はよくその人の司会で回答をしていた。
ログインする時間がだいたい同じだったから。
僕の感覚では僕が参加し始めてから3ヶ月後くらいにすかいどんさんが参加するようになった。
まだケータイ大喜利に投稿する前のすかいどんさんである。
ケータイ大喜利レジェンドになり、テノール歌手になるのはまだ先のことである。
「寄席部屋」での大喜利は前に言ったように、特に示し合わせなく突発的に始まる。
ルールも特にない。
面白い回答を思いついたら手を上げるアクションをし、司会者にあててもらう。
時間も特に決まってない。
だいたい1題15分くらいで、回答が尽きてきたらお題チェンジする、という具合。
長いときは1題で1時間くらいすることもあった。
そんな中で育った(?)ので、「ルールを厳密にしないといけない」というような感覚があまりない。
司会者が名前を呼び、回答者が答える、その回答に笑ったり思い思いのガヤをして更に笑いが起こる。被せ回答や団体芸の流れなんかもあった。
そんな一体感が好きでめちゃめちゃ入り浸ってた。
つづく